肺炎球菌ワクチン
肺炎の原因は様々ですが、とくに多いのが肺炎球菌による感染症です。
発症すると、発熱や激しい咳、呼吸困難などの症状が強まります。
全身の免疫力が低下しているときに発症しやすく、なかでも高齢者や基礎疾患をお持ちの方は入院治療が必要になることも多いです。
そのため、事前に肺炎球菌ワクチンを接種し、肺炎球菌による肺炎の感染症を防ぐことが大切です。
当院では、主にプレベナー20というワクチンを接種します。
従来のニューモバックスの場合、定期的に再接種を行うことが推奨されていましたが、プレベナー20ならば1回のみの接種で完了します。
副反応に関していうと、注射部位に痛みや赤み、腫れなどがみられることもありますが、多くの場合、数日で治まります。
帯状疱疹ワクチン
(シングリックス)
帯状疱疹は、これまでに水ぼうそうに罹患したことがある方に発症します。
この病気の原因である水痘・帯状疱疹ウイルスは、水ぼうそうが治った後にも体内に潜伏し続けることになります。
そのため、加齢などで免疫力が低下すると同ウイルスが再び活性化し、体のどちらか片側の神経支配領域に沿うようにして痛みや違和感が起こります。
その後、体幹や顔面などに帯状の皮疹が出現し、痛みなどに悩まされます。
多くの場合、1~3週間程度で治まるのですが、患者さまの中には、3ヶ月以降も神経の痛みが続いてしまうこともあります(帯状疱疹後神経痛)。
こうしたリスクを減らすため、事前に帯状疱疹ワクチン(シングリックス)を接種しておくようお勧めいたします。